新入社員研修でアイスブレイクに使えるゲーム5選

どうしても緊張感が漂い、固くなってしまう新入社員研修。

短時間で仲が深まる、コミュニケーションが円滑になるような
アイスブレイクに使えるゲームを5種類ご紹介します!

テーマがあると嬉しい『4マス自己紹介』

初対面の人と必ず行うのが自己紹介。よくあるセミナーやミートアップイベントでは
「今から5分あげるので隣や近くの人と自己紹介をしてください!」と話す内容は参加者任せな場合もよくあります。
参加者側も「何を話せばいいんですかね〜」とはじめに無駄な時間を過ごしてしまうこともしばしば。
ただ、新入社員研修では研修で最大限に能力を開花させる準備をしなければいけません。
そこで、自己紹介のテーマをこちらから与えてしまうのが「4マス自己紹介」

方法は簡単。あらかじめ、4マスに自己紹介で新入社員に話してほしいテーマを4つ書き出すのみです。
例えば下記の4マス。

こちらの例は、一般的な新入社員の顔合わせなどでよくありそうな自己紹介テーマを入れてみましたが、
少し奇をてらったテーマを入れると場はより和むでしょう。
研修をどのようなものにしたいかというコンセプト次第で話してもらう内容も変わってくるでしょう。
「5分あげるので、隣の人と自己紹介しましょう」と新入社員にテーマを投げっぱなしジャーマンするのではなく、
自己紹介も研修プログラムの一環だと思い、ぜひ気軽に素敵なテーマを考えてみてくださいね。

取り入れる難易度:★☆☆☆☆
所要時間:1人2分程度
必要なもの:
4マスに自己紹介のテーマが書いてあるパワポor紙
*手元になくてもパワーポイントで映し出せればOK
*事前に準備していなかったとしても、ホワイトボードに4マステーマを書いてしまえば簡単に行えるので即興性も抜群。

みんなの名前を覚えながら『自己紹介ボールリレー』

2つ目は、1と同様自己紹介をするアイスブレイクゲームです。
ルールとしては下記の通りです。
①4〜5名程度のグループになり、呼んでほしい名前をそれぞれ共有
②ウォーミングアップでボールを持っている人が渡したい相手の名前を呼び、その人にボールを渡す
というのをグループ内で繰り返す。
③自己紹介のテーマを3〜4つ提示
④1人が話したら、まだ話していない人の名前を呼びながらボールを渡す
⑤1テーマずつ④をひたすら繰り返す。

自己紹介ボールリレーの難しいところは、
短時間でみんなの名前を覚えなければいけないところと、
誰がまだ話していないかというのを聞きながら覚えていなければいけないところです。
ゲーム感覚で名前を短時間で覚えられるオススメのアイスブレイクです。

取り入れる難易度:★★★☆☆
所要時間:10分程度
必要なもの:
ボール(ボールがない場合は、なしで行うか紙を丸めるなどで対応可能)

見つかると嬉しい『共通点探しゲーム』

3つ目は、研修の合間に行うと盛り上がること間違いなしな『共通点探しゲーム』
ルールは簡単です。
①グループに別れて(4〜6名程度)、各グループ内で「見つかると嬉しい共通点」を探してもらいます。
②制限時間終了後、時間内に発見した嬉しい共通点の数と、その中で一番素敵な共通点を決定
③全体に共有

例えば、グループ内全員「アメリカへ行ったことがある」、「カフェでアルバイトをしたことがある」、
「小学生の頃までサンタクロースの存在を信じていた」、「犬を飼っている」などなど。
「スマホがiPhone」、「東京の大学出身」など、ありきたりな共通点よりは、
よーく話さないと出てこないような共通点だと全体共有の際に盛り上がります。
このゲームは、グループ全員がコミュニケーションを取らないと答えにたどり着けないので、
初対面の新入社員同士が確実に話し合える場になります。

取り入れる難易度:★★☆☆☆
所要時間:10分程度(全体共有含め)
必要なもの:
特になし

初対面の人をみんなに紹介する?!『他己紹介ゲーム』

4つ目は初対面の人を他人に紹介できるようになってしまう「他己紹介ゲーム」です。
簡単に言うと、2人ペアでお互いにインタビューをし合い、自分の話した内容を相手にまとめてもらうゲームです。
ルールは下記です。
①2人ペアを作り、話す順番を決める。
②必ず聞く質問を3〜4つ提示する。(4マス自己紹介と同じようなテーマでも構いません。)
③インタビュー時間を5分とし、聞いてる側はメモをとる。
必ず聞く質問以外は何を質問してもOK!
④お互いのインタビュー時間が終わったら、グループ内or全体に向けてインタビューした人を紹介する。

他己紹介ゲームは、相手の話を聞くだけではなく自分が相手のことをみんなに紹介しなければいけないので、
より相手のことを覚えることができ、聞いた内容をすぐにまとめる即興性も試すことができおすすめです。

取り入れる難易度:★★★★☆
所要時間:15分程度(全体共有含め)
必要なもの:
紙、ペン、質問事項

研修の雰囲気が良くなること間違いなし!『Good & New』

5つ目は、会社内のチームビルディングやコミュニケーション活性化のために利用されている「Good & New」です。
「Good & New」はアメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発され、
組織の活性化手法、アイスブレイク手法として用いられるものです。
会議風景

ルールは簡単です。
4〜5名のグループに別れ、1人ずつ、24時間以内にあった「よかったこと(Good)」と「新しい発見(New)」を共有します。
よかったことと、新しい発見を言語化して周りに伝えることにより、ポジティブな思考を促すことが可能とされています。
研修が数日間続く場合などは、研修を始める前に「Good & New」を行うことで、ポジティブな雰囲気で研修をスタートできるでしょう。

取り入れる難易度:★☆☆☆☆
所要時間:1人1分程度
必要なもの:
特になし

さいごに

どうしても、緊張感が漂ってしまったり、固くなってしまう新入社員研修。
説明ばかりで途中で雰囲気が静かに、つまらない印象になってしまう研修。

そんな研修が持つイメージをアイスブレイクで払拭できたらと思い、
あなたの会社の新入社員研修で少しでも役に立てれば嬉しいです。

少し奇をてらったテーマでフレッシュな新入社員を受け入れてみてはいかがでしょうか。

本サイトでは、新入社員研修のプログラムをご紹介しております。
ご興味ございましたらぜひ他のページものぞいてみてくださいね。

おすすめの記事

  1. 【人事、リーダーも必見】京セラ・稲盛和夫氏が大切にしてきた!社員のやる気を引き出す7つのカギ

  2. ストレングスファインダー開発者ドン・クリフトン博士が提唱!「弱点」との向き合い方

  3. ミレニアル世代を突き動かすのは給料でもノルマでもなく、○○○○!その理由とは

  4. 【人事必見】新人研修などに導入されるユニークな研修には科学的な根拠があった?!【ベスト5】

  5. 社員の幸福度をあげる「パーパス経営」を社員教育に活かすための3つの方法

  6. 【日本人向け】アイスブレイクを必ず成功させるためのたった5つの心得

  7. 世界的な名著『7つの習慣』から学ぶ仕事の任せ方【すぐに使えるPDFシート付】

  8. 【二〇〇万人の資質を調査】あなたの才能を知るための3つの手がかり【ストレングスファインダー®】

  9. ライフネット生命創業者・出口治明氏が守り抜いてきた「任せ方」の黄金ルールとは